@totheworld 忍者ブログ

shogi@totheworld

第2回電王戦を機に将棋を指すようになりました。棋力は全く上がりません。 主に大盤解説会の話題。

第19回 京急将棋まつり 初日に行ってきた

山の日で祝日の8月11日(金)
第19回 京急将棋まつりに行ってきました。

午前中は大会に参加する子供が大勢で大混雑。
午後は予選敗退の人たちがいなくなり、幾分、余裕ができました。

「 新鋭の実力拝見 」と題して、中村修九段 vs 佐々木大地四段が行われます。
若い人と対局するのは大変だと言いながら、中村九段は気合が入っている模様です。


「中村九段は若手キラーですからね。」
 
中村九段(先手)が雁木模様から際どい受けを連発し、最後は快勝です。強い。

佐々木大地四段

中村一門

次は謎の「詰め将棋クイズ」

「藤井四段より数倍遅いです」という森内九段

自ら問題用紙を配る中村九段。その様子がおかしくて笑ってしまいます。

森内九段と佐藤九段は終始楽しそう。
ルールは、「詰将棋」があり、その図面から駒が一つ消えている図面を渡されて、何が消えているのかを予想しつつ、詰将棋を解くというもの。

考える伊藤沙恵女流二段、その後解答を色紙に書きます。

玄人好み過ぎて、詰将棋自体を楽しめませんが、先生方が3人並んで考えるという写真が撮りやすい構図に満足です。
(運営がスムーズじゃないので、中村先生、今度手伝いましょうか?)

次は、香川愛生女流三段vs伊藤沙恵女流二段の対局。
香川女流は今期調子が良いが、直近の両者の対局では伊藤女流の勝ち。(女流名人リーグ)

「同い年ということで意識していると思います。席上対局とはいえ、負けられないでしょう。負けたら1週間ぐらい嫌な気持ちになります。」と二人を煽る永瀬拓矢六段。



香川女流の先手で対局が始まる。

香川さんと伊藤さん
対局は香川女流の巧みな攻めが決まり勝ち。

ちょっと笑った感じになるのは、悪手を指した後の反省の顔ですな。たぶん。
(伊藤女流が負けるパターンはバランスが悪い将棋になった時のように思う。本譜も左銀の活用が無かった。)
本局は残念でしたが公式戦では勝ちまくってください。

三浦九段-永瀬六段の対局中に、佐々木四段の指導対局を受けていたので見ていません。
遠くから盛り上がっているのが聞こえました。
(そのため三浦九段の写真ありません)


最後、抽選会がありましたが私は外れてションボリ。

ということで朝から晩まで久しぶりに将棋まつりを楽しみました。

最後にこの二人のアップを。
 
その他、重複するような写真はツイッターに流します。

今日も疲れた!
明日も行くかも!
PR

第2期電王戦 二番勝負 第2局 現地大盤解説会に行ってきた

電王戦もこれでおしまいということなので姫路に行ってきた。
対局の結果は既報の通り PONANZA の勝ち。
動画は 第2期電王戦 二番勝負 第2局 佐藤天彦叡王 vs PONANZA から閲覧できます。


駅から世界遺産 姫路城が見える。

姫路について詳しく下調べをしていなかったのだが書写山には行ってみたかった。
三月のライオン(映画)のロケ地でもあり、それ以前にはラストサムライのロケ地にもなっている。


さくっと登ってすぐに着くと思っていたが、ロープウェイに乗った後に15分ほど山道を歩く。
5月とはいえ姫路は暑い。

ラストサムライは、うろ覚えの記憶では最後に剣と銃の戦いとなって古い価値観の侍が打ち破れるというものだったはずである。
電王戦の最後の場が姫路というのは何かを示唆していたのだろうか。

なお書写山をゆっくりと堪能したいのであれば3時間ぐらいは見ておいた方が良い。
姫路駅から行って、登って、見て帰ってくるのに最低でも2時間はかかる。

土曜の朝、大盤解説会まで時間があるので姫路城まで行ってみる。
対局会場がどこなのか知らなかったが行ってみたら、あっけなく見つかる。

姫路は快晴。気温も高い。姫路城が白い。


姫路城の入城口の手前にある迎賓館が対局場だった。
写真左の白い建物。

翌日に撮影した迎賓館の入り口


裏側にまわり姫路城を見上げる。

 
取材の方たち。mtmt 氏の姿も確認する。


こちらは姫路城天守閣から見下ろした風景
真ん中右に映っているのが対局場

その後、お昼ごはんを食べて大盤解説会場に向かう。
着いたのは11時40分ぐらいで既に私の前には20人ほど並んでいる。
最終的には250人ぐらいの観客が大盤解説会に来ている。運営さんは想定外らしく、観客用差し入れおやつ(森永ラムネとブールミッシュのお菓子)が足りなくなるかもしれないと心配している。


福崎九段と伊藤女流二段で解説会が始まる。

福崎九段の解説会は初めてで楽しみにしていた。
(いずれ、ねこまど将棋チャンネルに来てもらいたいと思っている)
伊藤沙恵女流二段は3回ほど指導対局を受けたことがあり、居飛車振り飛車どちらも指しこなす受けの棋風はいつも参考にしている。ファンである。
だから、この二人が大盤解説で、電王戦も最後でということで来ない理由が見当たらない。

13時に始まった大盤解説会は20時ぐらいに終了。
しかし、本当にあっという間。終局直前以外はずっと笑っていた。本当に楽しい。
序盤中盤と福崎九段のペースで進むものの、要領を得た伊藤女流が福崎九段のボケを一刀両断にするという終盤に。放送が無いのが残念。
ほとんど指し手の解説はしないのですが、時折、大盤を使う時にはさすがの元タイトルホルダー九段だけあって説得力がある。あの口調に騙されてはいけない。相当の回転の速さだ。


途中から永瀬六段、中澤女流初段も会場に。
軍曹はいつも通り。中澤女流はニコニコしていて可愛らしい。


4人になっても福崎ペース
終局も4人で見守る。


投了後、永瀬六段も言葉が出ない。自分の負けより辛そうな雰囲気だ。
酸いも甘いも噛分けた福崎九段は達観の域だろうか。暗い雰囲気になりそうなところを明るい口調で会場を和ませる。

かつての電王戦で棋士が負けた際にも、いわゆるお通夜のような雰囲気になったことがある。
ニコ生の画面からも伝わってきた。
大盤解説会では「電王戦は刺激的」と福崎九段は再三語っていた。
「今までトップ棋士だけ表に出て、それ以外は新聞の片隅にさえ出ない存在。そんな将棋界が電王戦によって照らされるようになった。これが良いのか悪いのか分からない。コンピューターに負けたことで見限るファンもいるかもしれない。でも、これがきっかけで将棋に興味を持ってくれるかもしれない。だから棋士は頑張らなければいけない。」(概略)
と、福崎口調で語る。

電王戦が終わるのであれば、もう、このお通夜のような雰囲気が来ることはないのだろう。
これが良いのか悪いのか、私にはよく分からない。
ある種の一体感を持って喜怒哀楽の感情を共有するという場が永久に失われた可能性だってある。
いずれ時間が回答を見つけ出すであろう。

 
大盤解説会が終わると夜になっていた。
お腹が空いたので夕飯を食べに行った。記者会見は最後のほう少しだけ生で見た。TSはまだ見ていない。
叡王戦はタイトル戦になるという。また一つ、観る楽しみが増えた。

将棋は日本の伝統文化との佐藤会長の発言が聞こえる。
対してドワンゴ川上会長はニコ生のインタラクティブ性と将棋の相性を説明している。
私がまだ少しだけ両者の意見の食い違いを感じてしまう。それは伝統という言葉の響きと、ニコ生が持つ大衆性とのギャップに私自身がしっくり馴染んでいないからだろう。
電王戦のエンディングロール 「コメント協力 エンドユーザーの皆様」に対する将棋連盟としてのアンサーは何になろうだろうか?
これも時間が回答を見つけ出すであろう。

電王戦は終わったばかり。
今はまだ二元論的な話題ばかりだが、いずれ色々な事の咀嚼が進むであろう。
自分の中でも、世の中としても。

そんなことを考えながら新幹線で眠りについた。
私はまだ将棋に興味を持っている。


疲れた!でも楽しかった!

第5回 tvk ハウジングプラザ横浜 将棋まつり に行ってきた

今年で5回目。
いつも天気が良い。おかげで日に焼ける。

棋士会会長となった中村修九段

今年は長沢女流の歌謡ステージから始まる。
持ち歌に加え、tomorrow (岡本真夜)、いい日旅立ち(山口百恵) も披露する。
高橋真梨子なども歌うようだが、今井美樹のポップなナンバーが良いように思う。

あとで話を伺ったら「青空の下で気持ち良かった。もっと歌いたい。」とご満悦のようです。

席上対局の上田初美女流三段と室谷由紀女流二段

上田さんはいつも将棋を楽しそうに指す。
子育ても大変だと思うが、充実しているように感じる。


対局に負け不満気な室谷さん

  
幻となった第75期A級順位戦の再現か?


サイン色紙を1枚ずつ丁寧に認める三浦九段
常にまっすぐだ


理事になった森内九段
任期は5月29日から2年間


NHKでお馴染みの藤田綾さん
声を聴くたびに今日は日曜日だったか?と思ってしまう


対局中の室谷さん もう一枚


サイン中の室谷さん
メグ・フォスター(若いころ)に少し似ている
グリーンかブルーのカラコンを入れてみて欲しい。きっと似合う。

今回は指導対局の抽選には外れ終了。
仲間と横浜に飲みに行く

今日も疲れた!

第10回世田谷花みず木女流オープン戦 に行ってきた

GW には色々な将棋イベントがある。
このイベントは写真を撮影できるタイミングが3回しかないので、ざっくり報告です。

世田谷花みず木女流オープン戦は、若手女流棋士の登竜門とも言われており、かつての優勝者はその後に活躍をしている。
詳細は連盟のホームページをどうぞ↓
https://www.shogi.or.jp/match/unoffi_match/hanamizuki/

去年も見に行ったが何かの都合(忘れた)で途中退出したので、今年は最後までしっかり見ることにする。

今回の目当ては、女流棋士になった里見 咲紀 女流初段
数年前にマイナビにアマチュア選手で出場しているときに、ちらっと見たことがある。数年経って少し大人っぽくなったようだ。

身長は 165cm と長身。
15cmはあろうかという厚底ヒールを履いており、すらりとしている。


父親が棋士で師匠という二人。
毎回書くが、飯野愛ちゃんはリスのように可愛く倉科カナに似ている。


決勝進出で着物に着替えた二人
決勝で負けた塚田さんは師匠に怒られると反省気味だ。

 
優勝は渡部愛 女流初段
2局とも安定してブレない内容の将棋だが、表彰式では2回転びそうになるというお約束。

全3局、モバイルでも中継されていましたので棋譜が気になる方は加入しましょう。
なお、今回は毎回振り駒が行われ、全て「と金3枚」だったように思う。

その後、トークショーがあり17時ぐらいに終了。
大満足の一日となりました。



ステージ中央に飾られていた書は関根金次郎十三世名人のものでした。
「戦一此在」
中国語で書くと、战一此在 (zhan yi ci zai) となる。何か出典元はあるのだろうか?

今日も疲れた!




第75期七番勝負 第1局 1日目・2日目 椿山荘 #大盤解説会 に行ってきた

春の陽気が戻った東京には満開の桜が咲いている。
かつて「羽生・森内は春の季語」とまで言われた名人戦、第75期の幕開けは21年ぶりの20代対決となった。年齢だけでいうとフレッシュ対決となるのかもしれないが、名人、挑戦者ともに既に老獪さをも漂うような落ち着きが見られる。

さしてどちらの応援という訳でもないのだが、東京で行われるタイトル戦だから雰囲気を味わいたい。平日ながら椿山荘へ向かう。


(対局場は料亭 錦水)



椿山荘での大盤解説会といえば、天井のシャンデリアも見どころだ。


解説は佐藤和俊六段。聞き手は塚田恵梨香女流2級。
和俊六段は昨年度のNHK杯準優勝の記憶が新しい。収録は2月中には終了しており、放映されるまで結果も言えないしモヤモヤしていたそうだ。




中村太地六段は副立会人で大盤解説も行う。
ますます痩せたのではないだろうか?誰か飯作ってやれ。
(本人談:冷凍食品ばかり食べています)
鈴木大介九段から、しきりに「同年代が名人戦で悔しいでしょう?」と言われている。

聞き手の塚田さんは平成10年生まれの18歳。
いろいろな昔のエピソードはこととごく「私が生まれる前」で、会場全員がそのセリフを聞くたびに椅子から落ちそうになる。


とにかく若い。表情が豊富で角度によって大きく違う。



今回初めて山口絵美菜女流1級を見ました。
高見五段との掛け合いも歯切れが良く、頭の良さを感じさせる。

笑顔が印象的。


初日は50名ほどだった観客も、2日目には満席に近い。200名以上はいる。
今回はニコ生に加え、AbemaTV でも生中継があり手軽に観戦できるようになったが、生の大盤解説会もまだまだ人気がある。夕食休憩ぐらいになると立ち見もでるのだが、今回はその前に対局終了。


意外なほどの早い終局で、外はまだ明るい。
時折吹く強風が少し冷たいが、名人戦は開幕し完全に春がやってきた。

挑戦者が先に1勝する展開となった名人戦。
防衛するのか、奪取するのか。

次は、4月20・21日(木・金)「藤田記念庭園」青森県弘前市
対局の時には、ちょうど満開の桜が両対局者を出迎えることだろう。
楽しみです。


今日も疲れた!


第6回 女流棋士の知と美 を手伝う

朝8時に横浜から車で出発し、ねこまどに荷物を取りに行く。
私の小さな車(コルト)では入りきらず、四谷のねこまど、新宿紀伊國屋ホールを再往復。

女流棋士の知と美というタイトルは島九段が命名したらしい。
棋界の華である女流棋士が着物で対局するという舞台である。だから会場も劇場を使う。
そんな色鮮やかなイベントであるにも関わらず、売店を覗くと色紙と扇子という何ともクラシックなフォルムをした物しか売られていない。クラシックと言えば聞こえはいいかもしれないが、つまりは時代遅れということである。対象の顧客層を考えれば、別にそれでいいじゃないかという声も聞こえるのだけれども、私としてはどうしても納得がいかない。ということで、いくつか物販で商品を売らせてもらう事にした。

そんな訳で、搬入を終えた後は荷解きと商品作成で時間を費やす。
それ以外にも細々と頼まれ仕事があったりと開場するまであっという間だ。

じゃあ、何を物販したかったのかというと、それは写真である。
本当は欲張って、私が撮った写真を売りたかったのだけれども一人では無理なので、雨続さんの写真を使わせてもらう。彼はあらゆるシーンの将棋イベントの写真を撮り慣れているので、任せておけば必ず良い写真が出来上がってくる。

ということで、私が楽しむ時間はほんの数分間。
関係者特権で、舞台袖から写真を撮りました。この2画角のみ。各数枚程度。

 
真剣な眼差しの二人を、舞台袖から司会の戸塚さんが同じぐらいの真剣な眼差しで見つめている。
「どっちが勝ちそうなんですか?」
「これは室谷さんが勝ちそうですね。」
きっとこの後の進行を考えているのだろう。頷きながら、また舞台に視線を戻す。
 
 
室谷さんが最後の観客に色紙の揮毫を終えたのが 23:10。
彼女は長野県松本市での仕事を終えて紀伊國屋ホールに着いたのは 16:30。
23:45 に紀伊国屋ホールを後にしている。松本で貰ったというお土産の長芋を大事そうに抱えながら。
「それ牛蒡ですか?」
「いえ、松本で頂いた長芋です。」
とにこやかに答えながら、雑多な人混みの新宿の雑踏を颯爽に去っていった。
深夜の新宿の路地裏で見た長芋とスタイリッシュな室谷さんのギャップは、私の記憶に深く刻まれるだろう。

全ての荷物を回収し、車に乗せてねこまどまで持っていき、自宅に帰り着いたのが 1:20。
横浜は少々遠いのだ。
ラジオでは私が好きなエルビス・コステロの小特集で Watching the Detective が流れていた。私の今の気持ちは、この歌よりも Everyday I Write the Book だったが、ラジオから流れることは無かった。

そう、物販のお礼を言わなければならない。
私が絶対に売りたいと思っていた、「当日の写真+フレームにサイン」は飛ぶように売れた。
その日の舞台写真を、その日のうちに、しかもサイン入りで、かつオシャレなモノ。というのは、私が知る限り聞いたことが無い。
普通のカメラマンなら、写真をじっくり選定し、修正して、紙質に合うように再修正してから世に出す。修正していない写真は化粧をしていない顔のようなものだ。だから、プロに頼むと絶対に無理。雨続さんはプロじゃないから、その辺もOKだ。我々は機動性重視なのだ。
購入された方は、ぜひ、家の中に飾ってほしい。

ちなみに私はノーギャラですw
でも、これが私の応援するスタイルなのです。
色々な形で将棋界を応援する方法があると思っています。
300万円で名人との対局権を購入するとか、私にはできませんから。

あー、本当に疲れた!