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第2回電王戦を機に将棋を指すようになりました。棋力は全く上がりません。 主に大盤解説会の話題。

第6回 女流棋士の知と美 を手伝う

朝8時に横浜から車で出発し、ねこまどに荷物を取りに行く。
私の小さな車(コルト)では入りきらず、四谷のねこまど、新宿紀伊國屋ホールを再往復。

女流棋士の知と美というタイトルは島九段が命名したらしい。
棋界の華である女流棋士が着物で対局するという舞台である。だから会場も劇場を使う。
そんな色鮮やかなイベントであるにも関わらず、売店を覗くと色紙と扇子という何ともクラシックなフォルムをした物しか売られていない。クラシックと言えば聞こえはいいかもしれないが、つまりは時代遅れということである。対象の顧客層を考えれば、別にそれでいいじゃないかという声も聞こえるのだけれども、私としてはどうしても納得がいかない。ということで、いくつか物販で商品を売らせてもらう事にした。

そんな訳で、搬入を終えた後は荷解きと商品作成で時間を費やす。
それ以外にも細々と頼まれ仕事があったりと開場するまであっという間だ。

じゃあ、何を物販したかったのかというと、それは写真である。
本当は欲張って、私が撮った写真を売りたかったのだけれども一人では無理なので、雨続さんの写真を使わせてもらう。彼はあらゆるシーンの将棋イベントの写真を撮り慣れているので、任せておけば必ず良い写真が出来上がってくる。

ということで、私が楽しむ時間はほんの数分間。
関係者特権で、舞台袖から写真を撮りました。この2画角のみ。各数枚程度。

 
真剣な眼差しの二人を、舞台袖から司会の戸塚さんが同じぐらいの真剣な眼差しで見つめている。
「どっちが勝ちそうなんですか?」
「これは室谷さんが勝ちそうですね。」
きっとこの後の進行を考えているのだろう。頷きながら、また舞台に視線を戻す。
 
 
室谷さんが最後の観客に色紙の揮毫を終えたのが 23:10。
彼女は長野県松本市での仕事を終えて紀伊國屋ホールに着いたのは 16:30。
23:45 に紀伊国屋ホールを後にしている。松本で貰ったというお土産の長芋を大事そうに抱えながら。
「それ牛蒡ですか?」
「いえ、松本で頂いた長芋です。」
とにこやかに答えながら、雑多な人混みの新宿の雑踏を颯爽に去っていった。
深夜の新宿の路地裏で見た長芋とスタイリッシュな室谷さんのギャップは、私の記憶に深く刻まれるだろう。

全ての荷物を回収し、車に乗せてねこまどまで持っていき、自宅に帰り着いたのが 1:20。
横浜は少々遠いのだ。
ラジオでは私が好きなエルビス・コステロの小特集で Watching the Detective が流れていた。私の今の気持ちは、この歌よりも Everyday I Write the Book だったが、ラジオから流れることは無かった。

そう、物販のお礼を言わなければならない。
私が絶対に売りたいと思っていた、「当日の写真+フレームにサイン」は飛ぶように売れた。
その日の舞台写真を、その日のうちに、しかもサイン入りで、かつオシャレなモノ。というのは、私が知る限り聞いたことが無い。
普通のカメラマンなら、写真をじっくり選定し、修正して、紙質に合うように再修正してから世に出す。修正していない写真は化粧をしていない顔のようなものだ。だから、プロに頼むと絶対に無理。雨続さんはプロじゃないから、その辺もOKだ。我々は機動性重視なのだ。
購入された方は、ぜひ、家の中に飾ってほしい。

ちなみに私はノーギャラですw
でも、これが私の応援するスタイルなのです。
色々な形で将棋界を応援する方法があると思っています。
300万円で名人との対局権を購入するとか、私にはできませんから。

あー、本当に疲れた!
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