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第2回電王戦を機に将棋を指すようになりました。棋力は全く上がりません。 主に大盤解説会の話題。

イベント運営を通して思ったこと (ねこまど杯将棋大会)

 
(大会開始前の東京 将棋会館 4階 大広間 25組の盤駒が並ぶ)

ひょんな事から将棋会館の対局室で将棋を指したいということになり、たくさん呼びたいので大会になり、いつのまにやら運営側に廻って、開催決定から実施までの1か月、いろいろと思案することとなりました。


「将棋における体験型サービスとは何か?」

今、何にお金を使うのか、というとモノの時代ではない。
そう、体験にお金を使う時代である。 

人と人が実際に盤を挟んで将棋を指す。
とても簡単。道場に行けばいい。土日の道場は手合いに困ることがない。
だがしかし、「道場怖い」という声を多く聞く。将棋会館に入るのも怖かったという人もいた。
そう、将棋会館は見た目地味だし、入りにくいのである。
同時に将棋会館は将棋の聖地でもある。ちょっと将棋を知っているだけの人間が入っていいのだろうかとも感じる。総じて、ハードルが高いのである。

誰かが、そのハードルを下げる必要がある。
そのハードルを下げる行為を、一般的にはサービスという。


0. ねこまど級位者大会という存在
前提条件として、ねこまど級位者大会の存在がある。
ガチで将棋と向き合ってきた有段者ではなく、大人から将棋を始めた人にとって対人将棋に慣れる場として、ねこまど将棋教室はありがたい。今回のねこまど杯にも多くの常連客が参加してくれた。知っている人が参加してくれるのは、不確定要素を減らすために大いに役立っている。

1. プロと同じ場所で将棋を指す
単なる大会なら広い場所を借りて行えばいい。でも、それでは体験と呼ぶにはチープすぎる。
我々はそれでは満足しない。
プロと同じ場所で将棋を指す。この際、特別対局室にも入っちゃう。
こんな機会は滅多にない。これこそ体験である。
 

2. 思い出は写真とともに残る
記憶というものは曖昧だ。
だから写真を撮る。デジタルデータは便利だが、消去もされやすい。
なので今回はプリントアウトも現地で行った。
後日、デジタルデータも参加者に共有。

(パソコン2台、プリンタ2台、ビデオカメラ1台、Web カメラ1台、一眼レフ1台を持ち込む筆者。もちろん全部私物。前室がミニオフィスのよう。)

3. 既製品じゃないカタチ
手合いカード、配布用詰将棋、優勝・準優勝盾は手作り。
特に盾は、既製品という選択肢もあったが、唯一無二となることにこだわった。
北尾まどか女流二段の揮毫入りで、オフィスデスクやテレビの横に飾ってもかっこいいでしょ。

  

4. 大盤解説会の聞き手は難しい仕事だ

大盤解説の聞き手を務めることなんて、トップアマならまだしも、級位者レベルならチャンスなんて無い。今回は北尾先生にお願いをして、大会参加者が聞き手を務めることを了承していただいた。事前打ち合わせもリハーサルもできない。ぶっつけ本番だったのだが、とても盛り上がった。画質・音声のクオリティは良くないが、YouTube Live で生中継し、動画データも残っている。聞き手の方たちは自慢できる体験だろう。

5. 将棋ツアー
(私は勝手に、まどかのどきどき将棋ツアーと呼んでいる)
将棋会館は将棋の聖地ではあるが、では何を見ればいい?という問いに対して、北尾先生が一つの答えを出してくれた。ツアーである。
知っている人は知っていると思うが、正直、将棋会館来ても見るもの無いw
でも、誰かがガイドしてくれるのなら、何もなくてもツアーになる。
野菜にドレッシングをかければサラダになるのと同じ理論。



その他、お楽しみ抽選会や Oisix 様、キッコーマン様から参加賞として商品を差し入れて頂いたり、持ち帰りグッズも用意でき、大会の体裁を整えることができた。


X. できなかったこと
大会参加者同士の何らかの交流の仕組みを作りたかった。
対戦した人であれば名前ぐらいは覚えたかもしれない。でもクラスが違うと話すことも無い。
自由対局コーナーを作っても、勝手にやればいいという投げっぱなしスタイルだと、対局は誘いにくい。今回はイベント内の時間の制限もあったので断念したが、次は何かクラスを超えた交流ができる仕組みを考えたい。


ということで、これが個人的に思った事。
公式発言じゃないです。スタッフの独り言です。


特設 Web サイト
http://shogi1.wix.com/nekomado20160213 


次は大会参加者として出たい!
運営疲れる!!

 

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