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第2回電王戦を機に将棋を指すようになりました。棋力は全く上がりません。 主に大盤解説会の話題。

第3期 叡王戦 第1局 現地大盤解説会に行ってきた

始まりは尾張名古屋の第3期叡王戦。
昨年の第2期叡王戦・電王戦の後、タイトル戦になることが発表された。それから1年、タイトル挑戦者は金井恒太 六段、高見泰地 六段に決まり、いよいよタイトル戦の火蓋が切って落とされる。

第2回電王戦から将棋を指すようになった私は、機会があれば電王戦、叡王戦の大盤解説に足を運んでいた。今回の歴史の1ページを見逃すわけにはいかない。対局は土曜日だし、名古屋ならいける範囲だ。

2018年4月14日 名古屋 曇り

[名古屋城を歩く]
朝、新横浜から新幹線に乗り名古屋へ。目指すは名古屋城。

名古屋城に着き、探すのは対局会場である茶席。

名古屋城内に発見するも、ここから先は入場できず。
周辺から眺めてみる。 


名古屋城の後ろ側に位置し、観光客はほとんど来ない。閑静。

せっかくなので天守閣に登り、上から茶席を眺めてみる。

[名古屋飯]
せっかく名古屋に来たのだから名古屋飯を食べたい。
城外のすぐ隣にレストラン街があり、ニコ生の中継では中澤女流が紹介していた場所。
大盤解説会前に腹ごしらえすることにする。

鰻大好きなので、迷うことなくひつまぶしを食べに行く。
 
私が食べたのは、備長ひつまぶしの上ひつまぶし。
鰻を炭火で香ばしく焼かれている。言うまでもなくとても美味しい。
(金井六段の昼食と鰻自体は同じだろう)

[大盤解説会場へ]

名古屋城の入り口からも会場となる KKR ホテル名古屋 が見える。
12時ぐらいに会場に着き開場を待っていると、あれよあれよと人が増えていき、12時半開場の前に既に100人を越える観客が列をなすことになった。用意されている席は100席あるかどうか。そして、実際、最大でたぶん50名ぐらいが立ち見となったように思う。運営としては予想外の人出だろう。
大盤解説の来客数予想というのは難しい。半分ぐらいしか埋まらないこともあるし、立ち見になることもある。


今回は叡王戦スポンサーから嬉しいお土産が提供された。
マカフィーは先着30名。



13時となり、解説 山崎隆之 八段、聞き手 長谷川優貴 女流二段のコンビで大盤解説会が始まる。

山崎八段はトークも攻めの棋風で会場を沸かせる。

長谷川女流は大忙し。

福崎九段からの質問に「好きな芸人はサンドイッチマンさんです。」と答える長谷川女流。なんでそんな話になったっけ?
なお、ニコ生放送される前に、この写真の左手前に写っている子どもが「王将って歌知ってる(福崎九段)」の問いを受けて「王将」(村田英雄)を歌うというハプニングがある。この出来事を経て、福崎九段が「王将物語」の一節を歌うこととなる。

戦型は事前の大方の予想通り「横歩取り」。
数手で公式戦では前例のない形となり、1手を慎重に指すスローペースとなる。
名人戦に続き、タイトル戦での横歩取りで、観る側としては難解過ぎてついていけない。形勢判断も難しく、1手ごとというよりは10手先ぐらいも見据えての良し悪しが検討される。

途中地震がありましたが、名古屋城付近は微動でした。震度1ぐらい。

現地の棋士が代わる代わる解説会場に登場する。

なぜか千田六段と佐々木四段も会場に来てくれる。フットワークが軽い。

佐々木四段の今日のネクタイは高見六段からお祝いで貰ったものとのこと。


[終局へ]
対局は既報の通り高見六段の勝ち。
夕食休憩前までは互角あるいは先手やや指せるぐらいの形勢と思われたが、金井六段の千日手を狙ったと考えられる金打ちから、ほぼ一直線に形成の針は高見六段に傾いた。
横歩取りは恐ろしい。

山崎八段は、「通常はタイトル戦は取れなければ元に戻るだけなのだけど、今回は違う。勝った側は人生が変わる。取れなかった側の喪失感が大きすぎる。」と言う。金井六段は C1、高見六段は C2 と順位戦では下位で、タイトル取る取らないでは差が大きすぎるとのこと。
叡王戦は序列3位となるタイトル戦。上には羽生竜王、佐藤名人しかいない。それ以外の棋士に対しては王将(上座)を持って指せる。それが将棋の世界。豊島八段は「どちらも応援しない」と笑って答えていたが、そりゃそうだろう。棋士同士全員がライバルなのだ。どんなタイトルだって他の人が取れば悔しいに違いない。

秒読みになることなく終局。
ニコ生の台本では、21:00 までタイムスケジュールが書かれていた。予想よりは早い終局だったかもしれない。

大盤解説会が終わり、解説・聞き手の両者は会場を後にしたものの、ロビーでツーショット(長谷川・中澤とのスリーショットも)写真の要請に応えていた。疲れているはずなのに、棋士・女流棋士皆さんが笑顔。こうした地道なファンサービスが確実に将棋ファンを増やしていくのでしょう。

会場を後にすると、名古屋の夜は冷たい雨となっていた。
私は「初戦に負けた方がタイトルを取る」と予想していました。でも金井六段の負け方がちょっと気になります。でも、きっと次戦は体勢を整えて戦ってくれることでしょう。せっかくの新しいタイトル戦で、且つ、後ろの方では持ち時間が違ってくるので、ぜひとも第7戦までもつれ込んで欲しいものです。

次戦は4月28日 福岡。楽しみ。

今日も疲れた!






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